今やVRChatの一大文化となってしまったユーザー同士によって行われる「お砂糖関係」ですが、甘~くて幸せなこともあればしょっぱくて辛いことも起きます。
なにせ、お砂糖関係≒人間関係なので、うまくいくこともあれば何かがかみ合わなくなって終わってしまうこともあります。
お砂糖をしているフレンドたちに聞きこみながら、お砂糖のメリットデメリットを考えてみました!
VRChatの一大文化となっているお砂糖だけど、実はお砂糖絶対しないと堅く心に誓ったユーザーとお砂糖ヤバい楽しすぎるお砂糖中毒ですってユーザーの戦いが繰り広げられているんだよ!
そうなんだ…でも、お砂糖は絶対しませんって言ってる人ほどお砂糖するジンクスあるよね…?
※VRChatには「お砂糖はしません」と敢えて宣言しているユーザーほどお砂糖を作ってしまうという言い伝えがあります。「お砂糖はしません」とわざわざ言うユーザーほど実はお砂糖に興味があるからだと分析します。本当にしない人はそもそも話題に出しません。
お砂糖してるユーザーの意見
お砂糖をしているフレンドたちのお砂糖体験について聞いてみました♪
お砂糖を始めたきっかけは何ですか?
お砂糖したいと思ったことはありませんでしたが、お砂糖したいと思えるくらい気の合う人と出会いお砂糖に至りました。恋人というよりは親友のノリでいつも一緒に遊んでいます。
相手の子が色々なことに悩んでいて、もっと近くで支えていきたいと思いお砂糖になりました。相手のわがままに付き合いながら、尻に敷かれていますが幸せです。
「これ以上関係を深めるつもりならお砂糖になって」と迫られたので腹をくくってお砂糖しました。相手のプッシュアップでお砂糖関係がスタートしましたが、今ではなくてはならない大切な存在です。
最初はお砂糖に興味なかったけど、流れでお砂糖することになったというユーザーが大多数でした。
お砂糖がしたくてお砂糖をした!というよりは、なんとなくお砂糖してもいいな♪と思える相手と出会いお砂糖に至ったという印象が強めです。
普段お砂糖となにをしていますか?
普段は一緒に動画を見てあれやこれや話しています。
隣にいる感覚で、一緒の映像を見ることができるのはバーチャルならではの楽しみ方ですね。
ワールド巡りをしながら写真を撮っていることが多いです。可愛い写真が撮れるとTwitterにアップロードしてフレンドにも見せています♪
二人ともフレンドとわいわい遊ぶのが好きなので、だいたいインスタンスを立ててフレンドたちと雑談をしています。プラべ時間は少なめです。
フレンドの延長でワイワイ遊ぶ方もいれば、お砂糖にべったりで二人きりの世界を楽しむ方もいらっしゃいました。
お砂糖しない派の意見
お砂糖しない理由は何ですか?
フレンドみんなと仲良くしたいので、一人だけと深い関係になるというのは考えていません。お砂糖ができるとみんなプラべに籠っちゃうじゃん?
お砂糖相手に振り回されているフレンドたちを見てたら、お砂糖する気がなくなりました…。お砂糖行為がもはや修行にしか見えません。VRCヘビーユーザーですがお砂糖は一生しないと思います。
一度相手に告白されてお砂糖をしたことがありますが、何をしたらいいのか分からずすぐにお塩してしまいました。もうしないと思います。
お砂糖をしない派からは、色んなフレンドと遊びたいから行動が制限されてしまうようなことはしたくない!という意見が多く出ました。
また、過去にお砂糖をしていたが、相手とのお砂糖観にギャップがありすぎてぎくしゃくしてしまい、お塩をして気まずい思いをしたというユーザーさんもいました。
どちらかといえば、さっぱりとゲームはゲームとして割り切って遊んでいるユーザーのほうがお砂糖に興味なさそうな印象を受けます。
好みの子にお砂糖を申し込まれたらどうしますか?
お砂糖をしない!というアイデンティティがあり、周りからもそう思われているので、意地を張ってしないと思います。(内心はしたいかもしれない)
昔からゲームで恋愛をすることに違和感があるのでVRChatのみでの関係ならお断りすると思います。真剣にリアルも含めて、、とかだったら考えちゃいます。
「お砂糖はしません」と普段から宣言してしまっていると、気が合って好みの子がお砂糖を申し込んできたとしても、周りにどう思われるかが心配でできないとのことでした。
また、逆にオフ会などで親交を深めてから、リアルでも関係があるならVRChatでもお砂糖をしたいが、VRChat内だけの関係なら発展性もないからしたくないというタイプも一定層いました!
聞く限り、しない派も条件次第では…という感じでした♪
お砂糖するメリット
・可愛いくて癒される
・Join先が増える
・大好きなあの子を独占できる
MMOやRPG系のネトゲだと公式で結婚機能があって、ゲーム上で結婚すると特別なスキルが使える…など恩恵を受けることができたりしますが、「お砂糖」は日本人ユーザーが独自に考え出した概念なので、VRChat上における機能的な面でなにか恩恵を受けるということはありません。唯一あるとしたら相手から貢いでもらえる可能性。
お砂糖のメリットを受けるとしたら精神的な面が大部分を占めることになると思います。
お砂糖するということは、自分の好きな人を独占することができるということ…そしてそんな大好きな人と一緒にいると癒される! これにつきるのではないでしょうか?
結局お砂糖は現実の恋愛にも近しいものなので、相手が好きで独占したいという気持ちから始まります。その好きという気持ちが、お砂糖においては恋愛であったり、親友的なものであったり、意味は様々ですが相手と一緒にいたいという気持ちが第一にきているはずです。そしてそれがお砂糖になることで叶うというのが一番のメリットだと思います。
また、join先が1つは確保できて、VRCに入る楽しみもできるというのも何気に大きなポイントではないでしょうか?
お砂糖をすることでフレンドの関係だったとき以上に、仲の良い人と気軽に遊べることができるようになります。
お砂糖するということはある程度心を許した仲の良い相手だと思いますが、そんな相手と気軽に同じ空間を過ごせるのは幸せな気持ちになれること間違いなしです。
お砂糖するデメリット
・フレンドと疎遠になりがち
・お砂糖依存になる
・大体泥沼になって終わる
お砂糖のデメリットはまさしく、お塩したときの影響が大きいことです。
現実の恋愛とも同じですが、お砂糖を解消するということは2人の間でなにかしらのネガティブな理由があってお塩に至ることがほとんどだと思います。
お塩したことで元お砂糖相手が共通のフレンドと一緒にいるとjoinしにくくなってしまい、いつしかjoinしづらいという状態から、フレンドたちのいる界隈に完全にjoinできなくなり…なんでこんなことに…と病んでいるユーザーをよく見かけます。
お塩関連の騒動でアカウントの作り直しをし転生をしなくてはならなくなってしまったユーザーも10人に1人くらい見かけます。(10人は盛ったかも?でもそのくらい多い)
また、お砂糖をしていると二人でいることが楽しく、周りとの関係が疎かになりいつの間にか孤立をしているという状況に陥りがちです。VRChatの遊び方は無限大なので、お砂糖とプライベートワールドに籠って遊ぶという遊び方が悪いわけではありませんが、一方は二人きりで遊びたい、もう片方はみんなでワイワイ遊びたいなど、希望の遊び方が違うと関係にひびが入る原因になってしまいます。
デメリットに入るか分かりませんが(お砂糖当人たちにとってはメリットかもしれません)、お砂糖相手に依存し過ぎてしまい、お砂糖と過ごしてばっかりでバーチャル内ではもちろんのことリアルの用事含め、何も手がつかなくなってしまうお砂糖中毒になってしまう危険もあります。
可愛い美少女に溺れすぎないように注意が必要ですね
お砂糖は人それぞれ
VRChatのサービスが始まって以来お砂糖文化が徐々に広まり、お砂糖をしている人が以前より増えてきています。
特にゲームの目的が決まっていないVRChatでは、お砂糖すら一つのコンテンツと化してきていますが、するかしないかはユーザー次第です。
リアルがあるからお砂糖(≒ネトゲ恋愛)なんかしないぞ!という考えもあれば、VRChatはほぼ現実だしリアルと同じような付き合い方をVRChatという場所でしているだけという考え方もあります。
他のネトゲ恋愛と違い、VRChatでのお砂糖(≒ネトゲ恋愛)ではVRによる身振り手振りがあり、声があり、ほとんど現実と変わらない状況で起きます。
そもそも、ネットがよりリアルと近づいてきて身近な存在となってきている時代に、いくらネットの関係とはいえ完全に割り切ってネットのフレンドと親しい関係を持つことが逆に難しくなってきています。
そのため、しっかり自分にとってのメリットデメリットを考えてお砂糖をした方が後々のためかなぁ~なんてブログ筆者は思ったりしました。
お砂糖は無理なく楽しみましょう!
お砂糖って甘くて可愛くて見ているだけで癒されるよね~