VRChatを日本人に布教中・・・

【Modular Avatar】アバターに衣装を着せる方法。初心者でも超簡単に着せ替え!

VRChatって一度沼に浸かってしまうと、自分の分身であるアバターにも愛着がわき、いろんな衣装を着せてあげたくなってしまいますよね。

ですが、VRChatはアバターをアップロードするためにはユーザーが自らUnityでそれなりに難しい作業をしないといけないという鬼のような仕様です。

いやもうアバターアップロードするので手一杯!ModulerAvatarとかわっかんないよ~~というユーザーさんたくさんいると思います。

  

しかし、Unityで改変ができるようになるとこんなに可愛いアバターを作ることも可能です❣

これがVRChatの面白いところであり辛いところ…♡

  

自分でアップロードしたアバターにも慣れてきて、そろそろ着せ替えをしてみたいけど、やり方がわからない!という方向けにModulerAvatar対応の対応衣装をアバターに着せる方法を説明していきます。

自力でアバターアップロードをしたことがある方であれば、衣装を着せる方法が何も分からない!まず何から始めればいいん…?という状態でも、いちからなんとか着せられるような記事を目指して書きました。

こんな人の向けの記事だよ!
  • とりあえずアバターのアップロードができる
  • 簡単にアバターの着せ替えがしたい!
  • Modular Avatarを使って着せ替えをしたい!

ではさっそく着せ替えスタート!

こちらの記事ではModular Avatar対応商品向けの手順説明となっております!
Modular Avatar非対応商品向けの手順説明の記事は後日作成いたします。

  

VCCにModular Avatarを導入する

VCCにModular Avatarツール機能を追加します。

すでに追加済みの方はこの見出しについては飛ばしてください。

上記からModular Avatarの公式ページに飛んでください。

  

Modular Avatar公式ページ

トップページに[ダウンロード(VCC経由)]とあるのでクリック。

  

ブラウザにこんなポップアップが出てくるので[CreaterCompanion を開く]を選択。

 

VCCが開きModular Avatarを追加するか聞かれるので[Add]を選択して追加!

この作業は一度だけすれば以降VCCにはずっとModulerAvatarが入ってるよ!

  

UnityプロジェクトにModular Avatarを導入する

さっきはVCCにModulerAvatarを追加しましたが、それだけではまだ使えません…!

アバターのUnityプロジェクトにModulerAvatarをさらに追加することで初めて使えるようになります!

 

Modular Avatarを追加したいアバターのUnityプロジェクトを選び[Manage Project]を選択。

 

ツールを追加できる画面になるので、Modular Avatarを右端の⊕から追加!

UnityへのModular Avatarの追加は以上!簡単でしょ~

 

Boothから衣装をダウンロードする

引用:Booth 【10アバター対応】re:Marshmallow Winter

今回はModular Avatarにも対応をされているこちらの衣装をmeron-farmさんの【10アバター対応】re:Marshmallow Winterで着せ替え改変を行っていきます。このショップの衣装は価格が他の衣装に比べて抑え目なわりにめちゃくちゃ可愛いのでおススメです。しかもModular Avatarに対応してる…!

Boothで衣装データをダウンロードします。衣装のデータはいくつかのファイルに分かれていることがあります。

PSDファイル
衣装のテクスチャ(衣装の色)を改変するためのファイルです。着せ替え自体には使わないので、今回はスルーして大丈夫です。衣装の色を変えたい!という時に使います。
マテリアルのファイル
マテリアルのファイルです。マテリアルとは3Dモデルに質感を出すためのものです。こちらは今回の着せ替えに必須のデータとなります。
衣装本体のファイル
衣装本体のデータで、着せ替えに必須です!

マテリアルデータと本体のデータは分かれていることが多いのでダウンロード忘れに注意!

とりあえず今回の着せ替えで必要なのはマテリアルデータと本体のデータなのでこの2点をダウンロードしておきます!

いったんダウンロードだけしておいて、のちほど使用します~。

 

シェーダーを準備する

 

アバターアップロードの際も少し触れましたが、3Dデータには必ずシェーダーの適用が必要になります。

必要なシェーダーの種類はBoothの商品ページもしくはダウンロードした衣装データの中に「導入方法」「必ずお読みください」など名前が付いたテキストファイルがあるので、そちらでシェーダーの確認をします。

今回の衣装に関しては商品ページに[liltoonシェーダー]と[UnlitWFシェーダー]を使用しているとの記載がありましたのでこちらをUnityにまずインポートする必要があります。

丁寧にシェーダーの配布ページの記載もあるのでそこからダウンロードしたいと思います。

アバターのインポートをした際に同じシェーダーをインポートしていれば今回は不要だよ!最近はLiltoonシェーダーを使うことが多いから、Liltoonはもう入れてる可能性も高い!

   

Liltoonシェーダーをインポートする

LiltoonシェーダーはVCCに対応しているためVCC経由でダウンロードをすることができます。定番のシェーダーなのでとりあえずVCCに入れておいてもいいかもしれません!

上記のボタンをクリックするとこちらのポップアップが表示されるので[CreatorCompanionを開く]を選択します!

VCCが自動起動するので[Add]を選択してVCCにLiltoonシェーダーを追加します!

  

VCCの、衣装追加をするプロジェクトの[Manage Project]を選択。

 

[Liltoon]の右端にある⊕を選択し追加をすればOKです!

 

UnlitWFシェーダーをインポートする

UnlitWFシェーダーに関してはVCC非対応なので、Unitypackageからプロジェクトにダウンロードします。

UnlitWFシェーダーはファーの質感を出すためによく使われてるシェーダーだよ!

 

UnlitWFシェーダーに関しては手動でダウンロードします。Githubでデータが配布されています。説明書きを読むとVRChatで使用するためには[_01_Core.unitypackageをインポートしてください。]と書かれているので、少し下の方にある[UnlitWF_20240907_01_Core.unitypackage]をクリックしてダウンロードします。

シェーダーの種類によってはちょっと小難しい説明を読んで自分でダウンロードしてくる必要があるよ。該当のシェーダーのダウンロード場所が分からない場合はネットで検索すると情報出てきたりします…!

 

衣装追加をするプロジェクトを開いた状態で、Unitypakcageをダブルクリックしすると、Unityプロジェクトの画面のほうにインポートしようとしてくるので[Import]を選択してインポートします!

 

マテリアルデータをインポートする

一番最初にBoothからダウンロードしてきたマテリアルデータをインポートします!必ず衣装データよりも先にマテリアルデータをインポートしてくださいね…!順番大事!

 

マテリアルデータのUnitypackageをダブルクリックします!

 

[Import]を選択してマテリアルデータをインポートします。

 

衣装データをインポートする

さっそく大本命、衣装をUnityプロジェクトにインポートします!

  

衣装データのUnitypackageをダブルクリックします!

 

[Import]を選択して衣装データをインポートします。

 

衣装をアバターに設定する

 

衣装を表示!

 

衣装の[〇〇.prefab]ファイルを探し出しヒエラルキーにドラッグ&ドロップします。

 

そしてそのまま、衣装をアバターにドラッグ&ドロップし入れ込みます。

ModulerAvatarを使えば、アバターに衣装をドラッグ&ドロップするだけで着せ替えは完了!

  

アバターの不要メッシュを非表示or削除する

このようにデフォルト衣装のメッシュがありますが、衣装とかぶってしまっているのでこちらは削除かもしくは非表示にします。

非表示にしたいメッシュを選択したうえで右のインスペクターの赤線の部分の☑を外すと非表示になります。

 

よく見ると足がはみ出てしまっていますね。アバター対応衣装でも自分でブレンドシェイプキーを調整する必要がある場合があります。

 

今回はつま先がはみ出ているので身体のメッシュを選択しインスペクターの[Blendshape]からつま先に関連している[Toe_highheel]のブレンドシェイプキーを変更しました。

他の部位がはみ出ていた場合、同じ要領でブレンドシェイプキーを調整してください。

  

最後にアバターをくるくる回して、衣装側の不要なメッシュも非表示にし全体的に整えました!

みなさんも好きなようにメッシュを消したりして整えてください。衣装によってはブレンドシェイプキーで衣装の一部分を長くしたり形状を変更することができたりするので色々試してみてください。

  

色変更方法1:マテリアルで色変更

衣装によっては簡単に色変更ができるように、作者さんがいくつかのバリエーションを用意してくれている場合があります。

 

衣装データのどこかに[Material]や[mat]というデータが入っているので探します。

  

色変更をする[メッシュ]を選択しインスペクターの[Materials]にドラッグ&ドロップをすると色が変わります!衣装によってどれくらい細かく変更ができるかは異なりますので適当に試してみてください。

間違ったマテリアルを入れると衣装の見た目がぐちゃぐちゃになります。
そんなときは慌てず騒がず、キーボード[Ctrl+Z]で1つ前の作業に戻ることができます!

 

色変更方法2:Liltoonシェーダー

Liltoonシェーダーの場合は、Unityだけでできるもう1ついい感じの色変更方法があります!

色変更をしたいメッシュを選択し、インスペクターの下の方にあるマテリアルの詳細設定を開く[▶]を選択します。

[色設定]>[メインカラー]を開くと[色相]や[彩度]という項目があるので調整すると色が変わります。テクスチャ全体の色を変更してしまうため、場合によっては色が変わって欲しくない部分まで変わってしまうこともありますが、今回の衣装に関しては綺麗に調整が効きました。

 

アップロード

アップロード方法が分からない方は、以下の記事の最後のほうにアップロードについてくわしく記載しているので、そちらをご覧ください。

 

できました!ジャンプしてもとくに衣装の破綻などはありません!

ここまで大変な作業をお疲れさまでした!
記事の質向上のため、「この記事見てもできないよう~」という部分がありましたらひっそりご連絡ください。参考にさせていただきます!

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