Unityのプロジェクトにアバターをアップロードする
シェーダーをインポートする
アバターによってはシェーダーをインポートする必要があります。
いきなりシェーダーとか言われてちょっとよく分かんない…!
アバターに色を付けるためにはアバターの書き込みがされたテクスチャ(画像ファイル)が必須で、そのテクスチャはUnity上でマテリアルに設定して初めて使えるようになります。そしてマテリアルを使うためにはシェーダーの設定が必要になります。そのために…シェーダーのデータをインポートしてあげましょう!
シェーダーはアバターのUnitypackageに梱包されていることもあれば、自分でインポートしないといけない場合もあります。
「〇〇シェーダー(URL://〇〇)を先に入れてください」といった記載があるアバターについては自分でシェーダーをダウンロードしてインポートしてください。
シェーダーを入れる必要がある場合はアバター商品ページか購入後のフォルダにメモ帳などで「〇〇シェーダー(URL://〇〇)を先に入れてください」といった記載があるため、各々確認してみてください。逆に、「シェーダー梱包」などの記載がある場合はアバターに含まれていて自分でインポートする必要がないのでこの項目は飛ばして大丈夫です。
私が今回アップロードしようとしているモフィラちゃんは、ダウンロードした後のフォルダの中にメモ帳でひっそりと「必ずUTS2.0.8(https://unity-chan.com/download/releaseNote.php?id=UTS2_0)を先にインポートしてください。」という記載があったためシェーダーは自分でインストールする必要があります。
UTS2.0.8はVRChatで使える有名なシェーダーのことだよ!
https://unity-chan.com/download/releaseNote.php?id=UTS2_0を検索したところ、UTSのダウンロードページに飛んだので最新版をダウンロードしました。
↓
SDKの時の同じように、ダウンロードしたUTS2のUnityPackageをダブルクリックしてImportします。
アバターをインポートする
シェーダーのインポートが終わったらアバターのインポート作業に入ります!やっとですね~。
Boothからダウンロードしたアバターのファイルを開きUnityPackageを探します。必ず圧縮されたZipファイルでダウンロードされますが、わざわざ解凍する必要はありません。
Boothで販売されているVRChat向けアバターは基本的にUnityPackage化されており、ダブルクリックをするだけでインポートすることができます。(圧縮されたままでもインポートできる)
ダブルクリックしUnityに展開します。
またまた同じ画面が出てくるので、☑は何も変えず[Import]をします。
インポートにはやっぱり少し時間がかかるので、気長に待ちましょう~
インポートが終わると[Assets]内にアバターのフォルダが出現していると思います。私の場合はモフィラちゃんをインポートしたので「MRPINK_ModelDate」がモフィラちゃんのデータが入ったフォルダになります。
フォルダを開いていくと[Prefab]というフォルダがあるはずなので探します。
アバターがいくつかある場合は必ず「〇〇.prefab」という名前が付いたいかにも3Dモデルのデータっぽいやつをヒエラルキーにドラッグ&ドロップします。
そうすると真ん中の画面にアバターが表示されます!
「〇〇.prefab」は諸々がVRChat向けに設計されている3Dモデルです。すぐにVRChatアバターとして使用することができます。fbxという3Dモデルが入っている場合、こちらは設定がなにもされていないので注意!必ず「〇〇.prefab」をヒエラルキーに入れてください。
アップロードをしよう!
お待ちかね、本当にここからVRChatにアップロードする作業になります。
上部の[VRChat SDK>Show Control Panel]を開きます。
VRChatの開発ツールコントロールパネルがでてきました!
VRChatのユーザーネームとパスワードを入力して[Sign In]を押してください。
上部[Builder]からアップロードを行います。
Name
アバターの名前を入力してください
Visibilty
アバターの公開設定です。[Private]にすると他の人にアバタークローンされなくなります。
BOOTHで購入したアバターは必ず[Private]でアップロードしよう!
Select New Thumbnail
アバターのサムネイル画像を選択してください。
Online Testing
テストアップロードです。本アップデートの前にテストしたい場合はこちら!
他のユーザーからは見えません。
Online Publishing
利用規約に☑を入れ、[Build & Publish]を選択!
真ん中に注意マークが出ている場合がありますが、、画像の通り、赤い注意マークがあるとアップロードができません。右の[Auto Fix]を押すと、自動でエラー部分を修正してくれるので押してください。赤い注意マークがなくなればアップロードできるようになります。
黄色い注意マークは出ていてもアップロードができるので無視してください。
いきなりエラーっぽい表示が出てびっくりするかもだけど、[AutoFix]がなんとかしてくれるから安心して[AutoFix]してね
[Build & Publish]を押すと保存画面が出ることがあります(出ないときもある)。
出てしまった場合は適当に名前を付けて保存をしましょう。私はアバターの名前をつけました。
しばらくするとアップロードが始まるので少し待ちます…
下の方に緑の文字で[Upload Succeeded!]と表示されればOKです!
VRChatでアップロードができたか確認してみましょう。
ちゃんとアップロードできていますね。
アップロードおつかれさまでした!!!
さてお次は対応衣装を着せていきましょうか…!
すっごくわかりやすい記事なので対応衣装を着せる折にはぜひ参考にしてください。
難しいこと言ってるけど、VRChat向けアバターはシェーダーやマテリアルも全部設定済みだから心配しなくて大丈夫!より詳しく知りたい方は【VRChat改変】シェーダーっていったいなに!?シェーダーについて世界一やさしい解説を読んでください。一発で概念が理解できると思います!