VRChatを日本人に布教中・・・

VRChatでは一般ユーザーがAmazon欲しいものリストを公開する文化があります。欲しいものリスト公開してみた結果

記事を初稿した2022年はTwitterに欲しいものリストを公開し、プレゼントを送り合う文化が盛んだったのですが、2024年現在は常時欲しいものリストを公開しているユーザーが減ったような感じがします。

 

Amazon欲しいものリストって知ってる?

Amazonで買いたいものをリストにしておくと誰かが送ってくれるかもしれない魔法のリストだよね?

それそれ。VRChatではAmazon欲しいものリストが大活躍してるんだよ!

へぇ~あたしも公開したらなにか届くかなぁ…?

いい子にしてたら届くかもね!

  

VRChatを始めたてのころはVRChatで独特に進化したさまざまな文化に驚いたものですが、特にびっくりしたのが、一般ユーザーがバンバンAmazonの欲しいものリストを公開していたことです。もちろん全員が公開しているわけではありませんが、他の界隈に比べると欲しいものリストを公開している割合がかなり高いです。

そんな、VRChatにおけるAmazon欲しいものリストの用途やなぜこんなにみんなが公開しているのか考えていきたいと思います。

Amazon欲しいものリストとは?

ご存じの方も多くいらっしゃると思いますが、Amazon欲しいものリストとは、Amazonで購入したいものをリストにしておけるサービスです。

なにがすごいかというと、公開されているリストから赤の他人が購入してあげることができるところなんですよね。

例えばこれは私の欲しいものリストです。「カートに入れる」から購入画面に進むと、リストの持ち主に商品が届きます。

もちろん住所が公開されているわけではありませんのでご安心を。住所や名前などの個人情報は非公開になっていますが、Amazonが処理をしてちゃんとリスト主の場所へ送ってくれます。

ネットでのつながりが増えてる中、画期的なサービスだよね

欲しいものリストは印象が悪い?

色んなネットゲームを遊んできましたが、今のところ、こんなに誰もかれもが欲しいものリストを公開している界隈はVRChatでしか見たことがありません。

知らないだけで似たような界隈はありそうですが、少なくとも大手オンラインゲームの界隈の中では見たことがありません。

 

VRChatにおける欲しいものリスト文化についての記事を書くにあたって、一般的な欲しいものリストについて調べたのですが、欲しいものリストへの印象がみなさん(VRChat界隈以外の)あんまりよくないらしい…。

ブログ記事では「気持ち悪い」「乞食」がテーマになっておりマイナスな印象が強め(´;ω;`)

 

確かにVRChatを始めて、多くのVRChatユーザーがTwitterのBIOに欲しいものリストを公開している様子を見て、最初は一般の人が公開したところで…誰か送ってくれるの?と正直戸惑う部分はありました。多分これが普通の人の欲しいものリストに対する考え方なのではないでしょうか?

リアルと現実が混ざり合った結果こうなってしまった

しかし、VRChatをしていてみんなが気軽に欲しいものリストのリンクをTwitterのプロフィールに貼るのを見て、これ、普段はみんなもらえると思って公開してないよね??もしきたらラッキーくらいの気持ちなんだろうなと。

VRChatにおけるAmazon欲しいものリストを公開する文化は一部のインフルエンサー的有名人をのぞいて、フレンド間でちょっとしたプレゼントをぱっと送れたらいいよね、という発想からきているようです。

実際、フレンドの誕生日やお祝いの時にAmazon欲しいものリストからプレゼントを贈ることが多々あります!

 

なぜネット上の関係なのにそんなにプレゼントのやり取りをするのか?というのは、VRChatにはバーチャルと現実が混ざってしまった人がたくさんいることに関係しているのではないかと推察します。

私も混ざってしまったバーチャル人間です◝(⑅•ᴗ•⑅)◜..°♡

 

VRでは声と身振り手振りの現実の様子がそのままバーチャル空間に反映されますよね。そうするとたとえ相手は2次元のアバターを着ていて現実の姿じゃなかったたとしても、もう自分の目の前にリアルな人がいる感覚で人付き合いをしてしまいます。

実際に触れることはできないという現実と違う部分はありますが、話し方や動きにその人の人となりが出てしまうので見た目以外は完全にその人本人なのです。

そんなかかわり方を続けていき、バーチャルって現実と変わらないじゃん?という感覚に陥ってしまったが最後、もう現実の関わり方と変わらない人間関係がそこには存在しています。リアルとバーチャルの垣根が下がることにより、当たり前のようにオフ会をするしプレゼントを贈り合うようになるVRChatユーザーの完成です。

VRChatのオフ会ってオフ会というより気の合う友達とフラッと遊びに行く感覚!

なので、こんだけ気軽に欲しいものリストを公開する文化が発展したのではないかと思います!

誕生日に欲しいものリストを公開してみた

 

実際Amazon欲しいものリストを送り合うのってどんな感じなのかをブログに載せたかったので、今年の誕生日は私そろそろ誕生日ですよアピールをいたるところでしてみました。

「いや、自分からねだるなよww」と思われそうですが、誕生日前にAmazon欲しいものリストを公開しつつ誕生日アピールするのはVRChatユーザーあるあるなのです。

こうやって大々的に公開するユーザーはお返しするの前提な場合が多いよ。
逆にお返ししたくないから欲しいものリストは公開しないというユーザーもいます!

 

誕生日当日どのくらいものが届いたかというと…

こんなに届きました!

普通にヤバいよなぁ…こんなに人からプレゼントをいただいたのは人生で初めてです。

一生分のプレゼントをいただいてしまいました…。

計7名からいただきました。ほとんどが、普段からリアルでも会って仲良くしているフレンドからでしたが、中にはブログをいつも応援してくださってる方からや普段全然関わりのない方からもいただきました。ありがとうございます!!!

  

開封しました。ものすごい人気者に見えますね…ありがとうございます!ちゃんとお返しします。

  

送られてきたプレゼントは、一人ひとりTwitterで紹介させて頂きました。

こうやっていただいたプレゼントをTwitterで紹介するのも欲しいものリスト文化の特徴です。

みんな個人情報出すぎ

 

Amazon欲しいものリストは匿名でプレゼントができるのですが、クレカで購入すると納品書に自分の名前が出てしまったり、住所登録の時に名前を変更しておかないと本名が送り状に入ってしまっていたりと、事前にしっかり設定しないといけないのです。

が、ほっとんどの方が住所が載ってしまっていたり本名が出てましたよ!

私も過去に欲しいものリストからフレンドに送った際「住所ガッツリ入っちゃってたよ^^」と報告を受けたことがあります。ちゃんと設定したはずなのに😨

いくら見知った仲で相手を信用しているからとはいえ、自分の個人情報はしっかり守ってくださいね!

載ってた方はもちろん悪用などしませんのでご安心ください。住所部分だけしっかり破棄しました。

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